家計管理の基本はお金の見える化
今日は生活に関するネタです。
これから家計管理を始めたいと思われている方、自分が毎月いくら収入があって、何にいくら使っているか把握されていますか。
家計を良くしていく為には、まずは自分が今、どのぐらい収入があって、何にいくら使っているのか把握する必要があります。把握する為には見えるようにする必要があります。
これらが見えるようになって、はじめて何をどのように改善すればよいかが分かるようになります。
一昨日の記事にも記載しましたが、私は2021年秋から家計管理に目覚めました。
両学長やまなさんの情報を読み漁り、自分もお金を見える化することにしました。
お金の見える化には、大きく”資産管理”と”家計管理”があると思います。
“資産管理”は今自分がどこにどのぐらい金融資産があるかを把握し改善・最適化すること、”家計管理”は自分が毎月どのぐらい収入・支出があって、何にいくら使っているのか把握し改善・最適化することです。
“管理”するにはまず見えるようにならないとできませんし、見える化して把握するだけでなく改善していくことが”管理”です。
お金を見える化する方法は色々あります。
ノートに手書きで記載する、Excelなどの表計算アプリで作成する、家計簿アプリを使う、などです。
パソコンやスマホが得意でなければノートに記載する、パソコンやスマホを使うのが苦ではなければ表計算ソフトや家計簿アプリを使うのが良いと思います。
我が家では妻がExcelで家計をつけてくれていたのですが、両学長やまなさんがおすすめしていた家計簿アプリを利用することにしてみました。
家計簿アプリもいくつか種類がありますが、私は両学長やまなさんがおすすめしていたMoney Forward ME(マネーフォワード・ミー、略してマネフォと呼ぶことがあります)という家計簿アプリを使っています。
Money Forward MEはパソコンやスマホで利用でき、また家計簿への入力の手間が少なく、資産管理と家計管理の両方ができるのでいつでもお金の出入りや自分の資産を確認できるので便利です。
Money Forward ME

Money Forward MEには無料会員、有料会員(スタンダード、資産形成アドバンス)の計3つのプランがあります。それぞれのプランでできることが異なるので、詳細は以下のページを参考にしてください。

私は年額払い5,940円でスタンダードプランを利用しています。飲み会や外食を1〜2回 自粛すればペイできる金額であり、それ以上に毎日お世話になっているアプリなので、とても気に入っています。
Money Forward MEの詳しい使い方や操作方法は、”Money Forward ME”でインターネットで検索したり、AIに聞けば色々出てくるので、ここでは私流の使い方をご紹介します。
むぅさん流のMoneyForward MEを使った見える化
私のMoneyForward MEの使い方は、銀行・クレジットカードを連携させる、現金やQRコード・交通系電子マネーで支払いしたものは個別に登録する、という使い方をしています。
銀行・クレジットカードを連携させる
Money Forward MEには、自分の持っている銀行口座とクレジットカードを連携する設定ができます。
これをすると何が良いかというと、資産管理と家計管理の両面で見ていきます。
まず資産管理の面では、自分がいくらお金を持っていて、その内訳としてどこの銀行にいくらあるか、どのクレジットカードでいくら使っているかが見えるようになります。また、有料版では過去3ヶ月、1年、設定を始めた時からの資産の推移も見られるようになるので、資産が減っているのか増えているかが分かるようになります。
但し、全ての銀行口座やクレジットカードが連携できるわけではなく、以下のページに記載のものが対象になります。ご自身で利用されているものが対応しているか確認しましょう。

銀行口座やクレジットカード以外にも証券口座なども連携可能で、証券口座をお持ちの方はそれらも含めてMoney Forward MEでマルっと管理できます。
尚、無料会員のプランの場合、連携先が合計4つまでという制限がつきます。
たくさん金融口座をお持ちの方は、有料になりますがスタンダードプランにするか、口座を解約・集約するなどして数を厳選する必要があります。
次に家計管理の面では、銀行口座やクレジットカードを利用して、お金がいついくら入ってきたのか、もしくはお金を何にいくら使ったのかが、自動的に登録されるようになります。
自分でやることは、登録された項目毎にカテゴリー(種類)が違っていたら変更すること、項目名が分かりづらかったらメモ欄に補足を記載して後から思い出せるようにしておくことです。
お買い物はなるべくクレジットカード(もしくはクレジットカードに付属のiD, Quick Pay)を利用すると、大半の収入・支出の項目は漏れなく手間も少なく登録できます。
現金やQRコード決済、交通系電子マネーは利用する度に個別に登録する
一方、現金やQRコード決済(PayPay、d払いなど)、交通系電子マネー(Suica, Pasmoなど)でお支払いした時は、Money Forward MEには個別に登録しています。
現金で支払った場合は、どうやってもMoney Forward MEへ自動的にデータが届かないので、これは素直に登録するしかありません。
一応レシートをカメラで撮ると記載内容を登録してくれる機能はあるのですが、登録するのはいつどこで何をいくらで買ったか程度なので、帰宅したら忘れない内にササッとMoney Forward MEに登録します。
後で登録しようとすると漏れてしまうリスクがあるので、レシートなどを見ながら登録して、終わったらレシートはその場で捨ててしまいます。そうすることで財布の中も常にスッキリした状態を保てます。
交通系電子マネーで支払った場合は、デジタルなものなのでMoney Forward MEに連携する設定はできるのですが、あえて連携せず個別に登録しています。
というのも、私はスマホでモバイルSuicaを利用しているのですが、Suicaだとお店でお支払いをすると項目名が全て「物販」になってしまう為です。これだと後から見る時に非常に分かりづらいので、連携設定はせず、自分で思い出しやすい項目名(例えば、「セブンイレブン(スイーツ)」など)で個別に登録しています。
予算を設定する
Money Forward MEでは固定費や変動費に対して毎月予算を設定し、予算に対して今いくら使ったか、今月末までの予想金額を表示することができます。それによって、予算内に収まるように支出を厳選するような行動につなげることができます。
最初の内は固定費(家賃や保険料など)や変動費(食料品や日用品など)を1ヶ月いくらに抑えたいか仮で設定し、毎月実績がでたら予算の設定金額を見直すことで精度を上げていきます。又、見直した予算に対して、現在の収入から毎月貯蓄ができるように固定費と変動費をいくらまで下げる必要があるか、その為には具体的にどこをどのように改善できるか、といったようなことが考えられるようになります。
支出や収支を振り返る
以上の設定が終わり、毎日 現金等の登録もしていれば、漏れなく収入・支出が記録できます。
また、毎日 連携先から最新情報の取得操作すると、各支払い項目を確認して「これは無駄遣いではないかな?」とチェックすることができ、今後の無駄遣いを抑制できるようになります。
(人によるかもしれませんが、個人的にはこの作業が結構楽しいです)
定期的に収支の内容を確認しつつ、改善できるところはないかを探し、実践していきます。
例えば、これは無駄だったから来月からは買うのをやめよう、これは毎月お金が掛かるけど別のサービスを利用することでストレスを増やすことなく金額を抑えられるものがないか探そう、ここに遊びに行ったのは良い思い出になって家族も喜んでたから他の支出は抑えて今後もこの手のイベントにお金を使おう、などです。
尚、Money Forward MEでは支出項目にカテゴリー(種類)を設定できるのですが、面白い設定をしている人がいました。
以下の動画におけるAくんの事例です。「自分は生きていくのにいくら必要で、豊かに暮らす為にはいくら必要か」を把握できるようになっています。私はこれに感動して、Aくんと同じようなカテゴリーで管理しています。カテゴリーの付け方や運用方法次第で改善のアプローチを変えられます。
【誰でもできる!】目指せ+3万円!「貯まる家計簿」カスタマイズを紹介【貯める編】:(アニメ動画)第132回
まとめ
自分のお金の管理する為には、自分の持っているお金や、出入りするお金を見える化する必要があります。
自分の持っているお金の見える化し改善・最適化するのが資産管理、出入りするお金の見える化し改善・最適化するのが家計管理です。
見える化の手法は色々あり、ご自身にあった見える化の仕方をすればよいと思いますが、例えば家計簿アプリのMoneyForward MEを利用すると、資産管理と家計管理の両方をカバーできます。
Money Forward MEに銀行口座やクレジットカードを連携設定し、できる限りキャッシュレス決済でお買い物をすることで、家計簿への登録の手間を減らすことでき、また見える化できることでどこをどのように改善すべきか、無駄遣いを抑えようという意識・行動につながります。
もしご興味あればMoney Forward MEを使ってみてください。
無料会員のプランなら無料で利用できるので、ご自身に合うかどうか試すこともできます。
Money Forward ME

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